個人間売買の手順【掲載編】のタイトル

車の個人間売買の売り方【掲載編】

個人間売買の手順で、名義変更について説明してくれているところは多いですが、「売るまで」の部分を書いている記事はあまりないですよね。

今回は、個人間売買をしてみたい初心者の方に、丁寧にやり方をご説明します。

個人間売買は中間マージンがないため、車を最も高く売ることができます。

値段設定から写真撮影、文章の作成、掲載になど、すべて自分でする必要があるため手間がかかったりそもそも分からない…ということで個人間売買自体を敬遠されている方は多いかと思います。

りー
やっぱりなんか難しそうな印象がある笑
まさや
確かに手間はかかるけど決して難しくはないよ!
この記事の手順を読めば個人間売買のすべての手順が分かると思います。
ちなみに、売却が決定して、取引の手順を知りたいという方は、「車の個人間売買の売り方【取引編】」をお読みください。

個人間売買の「掲載まで」をすべて解説

個人間売買で売るのは以下のステップのみです。

  1. 掲載プラットフォームを選定する
  2. 車の撮影・紹介文を作成する
  3. 値段設定をする

順番に解説していきます。

① 掲載プラットフォームを選定する

個人間売買ではやく車を売るコツは、とにかくたくさんのプラットフォームに掲載することです。

車を売る方法全てを比較検証」こちらの記事で各プラットフォームを比較していますので参考にして下さい!(個人間売買以外のプラットフォームも解説しています)

取引にかかる手数料おすすめはどれかなども書いています。

基本的にこちらで紹介している媒体の中から選んで掲載すればOKです!
一応個人的なおすすめのプラットフォームやフリマをリスト化しておきます。
ちなみに、名義変更は自分でしたくないからといって、名義変更代行付きのフリマサービスのみを選ぶ必要はありません。名義変更は行政書士に頼めばこういったサービスを利用するよりも安く代行してくれます!
また、納車もそのまま行政書士がやってくれるところもありますし、陸送会社に依頼することもできます。つまりフリマに付いている納車代行は必要ありません
個人間売買はとにかく多くのプラットフォームに掲載すべし

② 車の撮影・紹介文を作成する

車を高く売るために、最も大事な要素が写真と文章です。

お持ちの車の基本スペックを変えることはできませんから、とにかくきちんと写真を撮り、丁寧に文章を作ることのみです。

写真と撮り方と文章の作成方法については、「個人間売買で車を高く売るコツ」こちらの記事でまとめているので参考にして下さいね!

テンプレを用意しているので、コピーして書き換えするだけでOKです。

③ 値段設定をする

値段設定は車をはやく売るか、高く売るかを決める大事な要素です。

安く価格を設定すれば1ヶ月以内に売れることもありますし、高く設定すると半年~1年かかってしまうこともあります。

値段設定の方法は以下のとおりです。

  1. 年式・走行距離・グレードを把握する
  2. カーセンサーで相場をチェックする
  3. 売りたい時期の値段設定する
  4. 反応に応じて値段は変える
4ステップでご説明します。

1. 年式・走行距離・グレードを把握する

年式は車検証の初度登録年月をチェックすればOKです。

車検証の年式の場所
ZURICH

走行距離はメーター記載のものを使いましょう(車検証に載っているのは当然過去の走行距離です)

走行距離の確認方法
イーデザイン損保

グレードの調べ方法は、国産車なら簡単なのですが、輸入車だとメーカーに問い合わせる必要があるかもしれません。

こちらの記事「グレードの検索方法」をご覧ください。

2. カーセンサーで相場をチェックする

次にカーセンサーを開きます。今回は私の日産のセレナで検索していきます。

ILA CAR RIDEの日産セレナ

私のセレナ(日産)のスペック情報
車名 セレナ(日産)
年式 平成25(2013)年
走行距離 106,500km
グレード 20X S-HYBRID
では、カーセンサーで車の条件を絞っていきます。
Google検索で日産 セレナ カーセンサーと入れているところ
すると、すべての日産セレナの一覧でてきます。
カーセンサーでセレナの条件検索前
ここに条件を入れていきます。
↓まずは、グレードから
日産セレナのグレード絞り込み
↓次に年式と走行距離を入れます。
カーセンサーで年式と走行距離を入力しているところ
あとは検索するのみ!(わかりやすくするために、支払総額を安い順に並べておきましょう。)
ちなみに、条件に合致する車が少ない場合は、似た名前のグレードを増やしてみたり、走行距離の幅を上に上げてみて下さい。
カーセンサーで絞り込み検索をして出てきた車両一覧
参考にするのは、検索条件ででてきた支払総額の最安値(水色の資格部分)です。
このカーセンサー最安値価格を参考に自身の掲載する値段を決定します。
希望価格・売却時期 値段設定 私のセレナ(日産)の場合
通常(半年程度) カーセンサー最安値価格より数万円低く設定する 48万円
はやく売りたい(1, 2ヶ月程度) カーセンサー最安値価格の8割程度に設定する 40万円
高く売りたい(1年以上) カーセンサー最安値価格より数万円高く設定する 58万円
これで値段設定はOKです!

4. 反応に応じて値段は変える

もちろん、車の人気度合いや車の価格帯によって、反応率は変わります。

なので、実際の反応率で値段を下げる工夫をしましょう。

例えば、通常(半年程度)で売りたいけど、1ヶ月お問い合わせが0だったならば2、3万円値下してみると良いです。

まとめ 〜 とにかく早いうちにたくさんのプラットフォームに掲載しよう

個人間売買は売るのにとにかく時間がかかります。

なので、私は車を買ったらすぐに掲載しています。笑

早いうちに掲載することで、売りたくなった直前に焦って安く買い叩かれる心配もなくなります。

また、何度もお伝えしていますが、とにかく多くのプラットフォームに掲載することがポイントです。

ぜひ活用してみてくださいね!

売却が決定したという方は、売買完了までの手順を書いた記事「車の個人間売買の売り方【取引編】」がありますのでこちらを参考にしてください。

車の個人間売買の売り方【取引編】

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