車売買の電子契約手順

電子契約めちゃくちゃ楽です!

りー
車の売買も電子契約いけるんだ!
まさや
もちろん可能だしメリットは多い!
電子契約のメリットとして、
  • オンラインで完結(郵送なし)
  • 押印の必要なし
  • 送付先の人はスマホだけでOK
  • 時間短縮
など非常に恩恵は多いですし、特にこれといったデメリットはありません
売買でもどんどん電子契約を使っていきましょう!

車の売買で電子契約を使う手順

手順は至って簡単です。
  1. 契約書を作成(PDF)
  2. 入力フォームを作る
  3. 相手方に送信
  4. 相手方が署名したら完了

車の売買契約もたったこれで完了します。

では4ステップ+事前準備で解説していきます!

0. 事前準備

クラウドサインのトップ

今回は、無料利用可能で分かりやすい「クラウドサイン」を使っていきます。

料金プラン | クラウドサイン」の下のほうに無料ではじめるというボタンがあるのでクリックします。

送信件数:月5件まで、ユーザー数:1名まで、 電子署名+タイムスタンプ:あり

月5回も車の売買をすることはないと思うので、無料プランでOKです。

クラウドサインの新規登録

新規登録を行っていきます。

クラウドサインの利用規約同意画面

利用規約に同意すれば新規登録が完了です!

ユーザー情報入力画面

個人の方は会社名の入力は必要ありません。

また、個人事業主の方で、別で屋号を持っていたとしても個人名を入力下さい。

これで事前準備は完了です!

1. 契約書を作成(PDF)

さっそく、電子契約をしていきましょう。

とはいえ、Myカーメディアでは「自動車売買契約書作成ツール」がありますので、ぜひこちらをご利用下さい。

自動車売買契約書作成ツールの例

情報を入力して、ダウンロードボタンを押すと「中古自動車売買契約書.pdf」というファイルがダウンロードされます。

中古車販売のファイル

※Wordファイルでダウンロードするを選択した場合、ご自身で書き換え・追記が可能です。

以上で契約書の作成は完了です!

2. 入力フォームを作る

いよいよ「クラウドサイン」を使って、電子契約をしていきます!

クラウドサインの契約書作成ページ

左上の「新しい書類の送信」をクリックします。

クラウドサインにPDFをアップロード

まずは、「① 契約書を作成」で自動ツールで作成したPDFファイルをドラッグ&ドロップします。

クラウドサインの書類の準備

契約相手の名称に相手の名前を入力します。個人事業主なら個人名・法人なら法人名です。

クラウドサインの送付先の設定

宛先のメールアドレスと氏名を入力して下さい。※契約書はメールアドレスに送信されるので、間違えないように注意です。

クラウドサインの書類の送付先

送付先に買主の名前とメールアドレスを設定できたら、次に進みます。

クラウドサインでフリーテキストの入力

契約書の最後尾に、買手が入力する入力フォームを作っていきます!

上の「フリーテキスト」からドラッグ&ドロップするだけ!

車の売買をする時クラウドサインでフリーテキストの入力から送付先の選択中

もちろん入力してもらうのは送付先である買主です。

車の売買をする時クラウドサインでフリーテキストの入力からラベルの追加

買主の入力時にわかりやすいように、ラベルに項目名を書いてあげると良いでしょう。

車の売買をする時クラウドサインでフリーテキストの入力必須項目の完了

設置する入力フォームは

項目 タイプ 入力者
住所 フリーテキスト 買手
氏名 フリーテキスト 買手

の2つのみでOKです。

ちなみに押印は必須ではありません。(押印がないと違和感があるという方は、相手と自分に押印の入力フォームをドラッグ&ドロップで追加すればOKです。)

車の売買をする時クラウドサインでフリーテキストの入力必須項目の完了してOKを押す

入力フォームを2つ追加できたら次へを押します!

3. 相手方に送信

車の売買をする時クラウドサインで送信

送信先の名前とメールアドレスに間違いがないか今一度確認しましょう。

確認を終えたら、メッセージを沿えて、あとは「送信する」を押すだけです!

車の売買をする時クラウドサインで送信の同意

確認画面がでてくるのでもちろん「送信」を押します。

車の売買をする時クラウドサインで送信直後の管理画面

すると管理画面に戻ります。まだ相手の署名が完了していないのでステータスが「0/1」になっていますね。
以上で送信者(売主)の作業は完了ですが、相手が署名したかどうかの確認は忘れずに。
相手が署名するまでは契約が成立していない!管理画面から必ずチェックしましょう
また、署名には期限(10日以内)があるので早めに完了してもらうように相手方に伝えます。

4. 相手方が署名したら完了

#スマホでも署名可能

この工程で送信元(売主)がすることはありませんが、相手方にどういった風に届くのかをご紹介します。

車の売買をする時クラウドサインでメールが届いた

メールが届いていますね!「書類を確認する」を押していきます。

車の売買をする時クラウドサインでメールから署名スタート

利用規約を読んで次に進みます。

車の売買をする時クラウドサインで署名する前の契約書

先程つくった2つのフォームがありますね!

車の売買をする時クラウドサインで住所の入力中

住所から入力します。スマホからでも入力しやすいレイアウトが良いですね。

車の売買をする時クラウドサインで署名完了前

住所と氏名を入力したら、「同意して確認を完了する」を押します。

車の売買をする時クラウドサインで署名完了後の画面

これで買主の署名が完了しました!

車の売買をする時クラウドサインで送信直後の管理画面(締結後)

送信元の管理画面を見てみると、締結済みの項目に契約書が移動しているのが分かると思います!

以上で電子契約は完了です!

電子署名で注意するポイント

電子署名を使う際の注意点やありがちなミスをご紹介します。

  • 相手が電子署名してくれない(そしてそれに気づかない)
  • 入力項目を自分に割り当ててしまった
  • メールアドレスを間違えた

この3つが特に注意です。

相手が電子署名してくれない(そしてそれに気づかない)

送信が完了すると意外とほっとして、そのあとの締結したかどうかの確認を忘れがちです。

慣れてくるとやってくれているだろうと思って、手続きをはじめたや売却後に未完了なことに気づいたなんてトラブルも…。

特に売却後のトラブルがあったあとに契約が結べていないことに気づくパターンは最悪です。

(そんなことあるはずない!と思われるかもしれませんが、慣れてくると逆に忘れやすい…)

契約が完了したら手続きを進める、と決めておくのが良いでしょう。

入力項目を自分に割り当ててしまった

入力項目は当然送信先である買主に割り当てますが、間違えて自分に割り当てる例もあります。

こうすると、自分も署名する必要がありますし、相手も入力フォームがないので混乱します。

これもなぜか意外と多くの方がやってしまうミスです。

メールアドレスを間違えた

メールアドレスを間違えていては当然契約書が届きません。

また、間違えて自分のメールアドレスを入力される方もまれにいらっしゃいます。

まずは、上記の手順をじっくりお読み下さい!笑

そして管理画面から電子契約を送信したら相手方に連絡をしましょう。

電子署名でよくある疑問

紙での契約に慣れている方からすると、「え、これしなくていいの?」という部分があったかと思います。
また、車の売買に関しての疑問もあるかと思うので併せて解説します。
特に以下が気になるポイントかと思います。
  • 押印はなくてOKなの?
  • 自分(送信元)は署名しなくてOKなの?
  • 紙と比べて法的効力は小さいの?
  • 印紙はいらないの?

それぞれ解説します!

押印はなくてOKなの?

押印…なくてOKなんです!

そして、なんなら住所と氏名も本当は必要ないのです。(形式的に入れているだけです)

クラウドサインでは書類の送信時と同意時に(入力項目を設定した場合にはその入力項目にも)改ざん不能な電子署名を施しております。

そのため、契約内容を全て記載した状態のPDFをクラウドサインにアップロードし送信して、受信者に「同意する」というボタンを押していただくだけで契約は有効となります。

クラウドサイン – よくある質問

こちらはクラウドサインの説明ですが、もちろんその他の電子契約サービスも同様に押印は必要なしです。

クラウドサインの場合電子契約が成立するタイミングは、氏名を入力したときではなく最後の「同意する」ボタンを押したときなんです。

ちょっと不安に思われるかもしれませんが、押印はなくて大丈夫です。

自分(送信元)は署名しなくてOKなの?

普通、契約ってお互いに署名するモノって思いますよね。

でもこちらも電子契約の場合自身はPDFをアップロードして、送信するだけでOKなんです。

紙の場合には、送り主本人しか持っていないものとして印鑑が使われ、その印影が本人のものであると証明するものとして印鑑証明書がある。

これに対して、電子署名では主に「公開鍵暗号方式」を採用している。ここで印鑑の代わりになるのが、送信元が電子署名を生成(暗号化)するときに使う「秘密鍵」である。その秘密鍵とセットになる「公開鍵」が本人のものであると証明するのが「電子証明書」である。

日経クロステック Active

ちょっと難しいですが、要は、アップロードして送信している時点で本人性は担保されるということです。

ですので、自身がなにか署名する必要はありません!

(例では形式的にPDFに自身の住所と名前を入力しています)

紙と比べて法的効力は小さいの?

結論から言うと、まったく問題ないです!

合意された書類に「クラウドサイン」を運営する弁護士ドットコム株式会社名義で電子署名を付す方法で、証拠力を担保しています。

クラウドサインで合意締結されたすべての書類には、クラウドサインのみが発行可能な電子署名が付与されます。電子署名の仕組みには、公開鍵暗号方式に基づくデジタル署名を採用しています。

また、合意締結時に、弁護士ドットコム株式会社名義で書類の概要や合意締結の日時などが記載された「合意締結証明書」が発行されます。同証明書を確認することで、送信者及び受信者が合意した日時(分単位)、送信者及び受信者のメールアドレスを簡単に確認することができます。

クラウドサイン – 適法性

紙での契約同等の法的効力があります。

印紙はいらないの?

そもそも車の売買契約書には印紙は必要ありません

自動車の売買契約書及び注文書は基本的に動産の讓渡に関する契約書なので、印紙の貼付は原則必要ありません

真下公認会計士事務所

また電子契約を選択した時点でも印紙が必要ないのです。

印紙税は紙で契約締結した場合にのみ発生するものであり、電子契約で締結した場合には、印紙税は発生しません(印紙税法および印紙税法基本通達)。

国税庁のウェブサイトでも「電磁的記録」により契約締結した場合には印紙税が発生しない旨が明確にされています。

クラウドサイン – 印紙税

まとめ 〜 電子契約はメリットだらけ!

いかがだったでしょうか?

意外と電子契約って簡単だなと思ってもらえたら幸いです。

今回はクラウドサインの例を紹介しましたが、例えば私の場合Adobeを契約しているので普段は「Adobe Sign」を使っています。

いろんなサービスがありますが、有名どころが結局使いやすいので、ここらへんからお好きなのを選べばOKです!

車の売買だけでなく様々な契約で電子契約は有効ですので、ぜひこの機会に慣れてみて下さいね。

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