個人間売買で買い主から見えるのは…そう、写真と文章だけなのです。
なのに、適当に2、3枚写真を撮って文章2、3行…そんな人が多すぎる!
車を高く売るためには、写真と文章を仕上げるべし
車の値段は通常、この以下の2つの要素でほとんど決まります。
- 車種・車名・グレード
- 走行距離
これらの大要素は当然変えることはできません。
しかし!
同スペックの車が2台あったとしたら、「なんかちゃんとしてそう」な車を選びませんか?
この「なんかちゃんとしてそう」が個人間売買の高価売却にとても大事なのです。
そして見た人の信頼感をいかに得るかは写真と文章にかかっているというわけです。
特に、写真が大事なのです…まずフリマサイトなどで車を見る時、最初に目に映るのは写真です。
まず、興味を持ってくれるかどうかは写真で決まります。
写真の撮り方 〜 最も大事な要素!
- 位置(ポジション)が悪い
- 角度(アングル)が悪い
- 車が汚れている
- 背景がごちゃごちゃしている
- ポジションが良く車全体が映っている
- アングルが良くかっこよく見える
- 車が綺麗に洗車されている
- 背景が綺麗
- 背景がごちゃごちゃしていない!
急に車が変わってすいません。笑
背景がごちゃごちゃしないと結構車が映える感じがしませんか?
まず、地面に注目です!無地で凹凸やひび割れもないからこそ被写体の車がはっきりします。
また背景の色も「良い例」と違って、白・黒・緑の3色しかないことで、背景と被写体が混ざり合わないんですよね。
- 撮影場所を探す
- 車を洗車する
- 車を撮影する
① 撮影場所を探す
撮影ではどんな場所を選ぶといいのか?
良い例でも紹介しましたが、以下の条件を満たしておきましょう。
- 建物などの背景色が3色以内(できれば白基調)でごちゃごちゃしていない
- 地面が無地1色で凹凸も少ない
- 人通り、車通りが少ない
逆に、背景に東京タワーを写したい!とかあるかもしれませんが、販売用の写真としては被写体がブレてしまうのでおすすめしません。
次に探し方をご説明します!
こだわりたい方は遠くまで探すのが良いですが、現実的に近場が良いでしょう。
ただ、写真撮影は周囲の目が気になると思うので近所すぎるところは避けるのが無難です。
検索方法ですが以下の3つですね。
- ネットで車の写真撮影ができる場所を検索する
- Google Mapのストリートビューで近所を探す
- 今まで通って良かったところを見てみる
私個人的には、Google Mapのストリートビューでぐるぐる探し回ることが多いです。
注意点として、事前にピンポイントで撮影場所をココ!というのを決めたほうがいいでしょう。(車を運転してると、なかなか気軽に移動しにくいですし、あとあと他のポイントのほうがよかった…ということになりかねません)
② 車を洗車する
洗車はとても大事です!
とくに青空駐車場に駐めているならば必須です。
ガソリンスタンドの洗車機に入れるのでOKです。
また、内装の清掃を忘れないようにして下さい!
車の中に色々荷物を置いているなら、一旦全部下ろしましょう。
ガソリンスタンドや洗車場に置いている掃除機でゴミも吸っておきます。(拭き上げも忘れずに!)
- 車外洗車をする(洗車機でOK)
- 車の中の荷物を下ろす
- 掃除機でゴミを吸う
- 汚れている部分(特にナビなど)をタオルで拭く
撮影場所で掃除忘れに気づくとやっかいなので丁寧に車外、車内共にチェックして下さいね
③ 車を撮影する
撮影のポイントはとにかくたくさん撮ることです。
ちなみに、カメラをわざわざ用意する必要はないです。スマホでOKです。(お持ちなら一眼レフで!)
- 思っているよりも遠く撮る
- 膝を付いて下からも撮る
- シンプルなアングル(角度)で撮るのを忘れずに!
- ダイナミックなアングル(角度)でも撮ってみる
- エンブレムやホイールトランクの中など細部も撮る
- 内装も一個一個のパーツを丁寧に撮る
- とにかく撮りまくる!(あとで選定する)
これらを意識すればきっと大丈夫です!
↓ちなみに、シンプルなアングル(角度)というのはこんな感じ(メインで使う掲載写真はこういったシンプルなものが良いです)
↓一方、ダイナミックなアングル(角度)というのはこんな感じです
撮影写真の例を載せているので良ければ参考にして下さい!(→ BMW 3シリーズ / → 日産 セレナ)
文章の書き方 〜 信頼感が変わる!
文章に力を入れない人が多いんですよね…まあ書くのがめんどうという気持も分かります。笑
- 文章が短い
- 車両の情報が一切ない
- ネガティブな情報から始まっている
- どこか高圧的な印象…
普段乗るので走行距離は多少伸びます。
- 文章が長い!
- 車の情報が細かく書かれている
- 車の状態も分かりやすい
- 車を丁寧に扱っていることが伝わる
E90の最終型に位置付けられ、比較的故障が少ないモデルです。エンジンルーム内オイル漏れ等はありません。
写真: https://drive.google.com/drive/mobile/folders/10GlmaFrrmilRQu6M8zTd0vWa6tEvIIf5□ 車両全般
新車価格は約500万円です。
E90後期の中でもさらにマイナーチェンジされたモデルで、最終型に位置付けられます。
そのため非常に洗練された走りとなっております。
刺激的な速さではないですが、とにかく爽快で走ることを楽しめる車だと思います。
サイズ感もちょうどよく、街乗りに適した車です。□ 外装
デザインは永島穣二氏が担当したモデルとしても有名です。
年式は経っていますが、古さを感じさせにくいデザインはさすが欧州車だと思います。
表面は、一度、磨きとコーティングを施しており、新車のようなツヤに仕上げています。
一部スリ傷とホイールガリ傷があるのでご注意下さい。□ 内装
ナビは第2世代にiDrive CICが入っています。年式が古いとナビが心配…という方にも安心してお使い頂けます。
シートやダッシュボードは、全体的にスレ等はなく綺麗な状態です。
□ 車両スペック
ドア数: 4ドア
乗員定員: 5名
型式: LBA-PG20
全長×全幅×全高: 4540×1800×1425mm
車両重量: 1500kg
タイヤサイズ(前): 225/45R17
タイヤサイズ(後): 225/45R17
燃料タンク容量: 60L
□ エンジンスペック
最終型に導入された直噴リーンバーンエンジンです。
燃費性能を向上させながら、パワーも170psと限定の320siと同等のパワーを叩き出す最新鋭エンジンです。
N46型の先代エンジン比で4割以上の燃費向上を達成しています。
– N43B20A型 –
エンジン: 直列4気筒DOHC16V
総排気量: 1995(90.0×84.0)
最大出力: 170ps/6700rpm
最大トルク: 210Nm/4250rpm
□ 直近のメンテナンス
2021年2月 車検整備
2021年3月 エアフィルター交換
定期的にメンテナンスを行っています。
どうでしょうか?こんなん書けないと思った方もご安心下さい!
これをコピーしてご自身の情報に書き換えてもらったら良いのです!
- ネット検索する
- 例をもとに文章を作成する
2ステップを順に説明します。
① ネット検索する
検索するのは以下の情報です。
- 型式から車両スペックを調べる
- 自身のグレードを調べる
型式は車検証に記載があるので、それでネット検索してみてください。色々情報がでてきますよ!
また、グレードが分からない方は、車検表記載の車体番号を使います。国産車なら公式のメーカーサイトから調べることができます。輸入車は非公式のサイトから調べれる場合もありますが、出てこない場合はディーラーに問い合わせるしかありません。
② 例をもとに文章を作成する
あとは、私が上の良い例をコピーしてご自身の車の情報に入れ替えてください。
とりあえず、長く書くこと、そして安心できる文章を書くことを意識すればOKです。
一点、あまり長く書きすぎるとフリマサイトの文字数上限を超えてしまうことがあるので注意です。
さらに車の問い合わせを増やすワンポイント
- 車両画像をGoogle Driveでアップする
- 車両全体と内装の動画撮る
- タイトルに検索用語を入れる
車両画像をGoogle Driveでアップする
通常、個人間売買のフリマサイト等では掲載できる写真に上限があります。(例えばメルカリでは10枚です)
そこで別途、大量の画像はGoogle Driveにあげて公開URLを発行します。
- Google Driveを始める
- 車両用のフォルダーを公開する
- フォルダーの公開URLを発行する
手順はとっても簡単です!
車両全体と内装の動画撮る
やはり写真より動画のほうが伝わりやすいのは間違いないでしょう。
傷やよごれの状況は特に説明しながら動画で伝えたほうがお互いに齟齬がなくて良いです。
動画をあげられるフリマサイトはないので、自身で用意する必要があります。
Google Driveにあげて動画単体の公開URLを発行することも出来ますし、Youtubeで限定公開するのでも良いと思います。
説明の音声つきだと、より信頼度が増しますが抵抗がある方は無音でも良いです。
タイトルに検索用語を入れる
検索されやすい用語をタイトルに入れてあげると良いです。
例えば、BMWだと3シリーズだけでなく、「BMW 320i E90 3シリーズ後期 LCI 2011年式 現地引取可能」などなどとにかくタイトルはめいいっぱい埋めておきましょう。
他にもメリット(車検が2年残っている、傷がない、良いグレードなど)を記載すると興味をもってもらいやすいです!
まとめ 〜 ちょっとした工夫で反応率が何倍にもなる
写真をきれいに、たくさん掲載することだけ意識してみて下さい!